株式会社丸運

丸運の強み・事業内容

丸運の強み

受け継がれてきた変革の伝統

  • 丸運グループは、創業以来、130年を超える物流ビジネスの経験があります。
  • 丸運グループの祖業は通運事業です。丸運のビジネスは、天竜川流域の良質な木材を鉄道輸送により東京に輸送する木材輸送事業が始まりです。
  • 丸運グループの特徴は、一般貨物輸送とエネルギー輸送の両輪経営にあります。
    各々の事業が、競い合い、また相互補完しながら、総合物流会社として成長してきました。
  • 現在、丸運グループは、丸運と国内外の20社の連結子会社で構成されています。
  • 戦後の高度成長期、我が国のエネルギー需要は大きく伸びました。丸運グループは、全国のSS(サービス・ステーション)や需要家にガソリン、灯油や軽油などの石油製品輸送ネットワークを構築してきました。
  • 東日本大震災などの震災時には、石油製品は災害に強い自律型・分散型エネルギーとして大きな役割を果たしました。エネルギー輸送会社である丸運グループは、東日本大震災時には、石油のサプライチェーンの維持に努め、被災地に石油製品を輸送しました。

貨物輸送のエキスパート

  • 丸運グループは、1892年、天竜川の木材を東京に輸送する事業としてスタートしました。以来、130年以上に亘って、輸送・保管事業を通じて、日本経済の発展に貢献してきました。
  • 貨物輸送事業は、多種多様な貨物の取扱と豊富な経験と実績を有しています。
  • 日本国内はもちろん、世界各国に広がる充実した物流ネットワークにより、高品質な物流サービスを提供しています。
  • 食料品や日用品から、工作機械・素材等の重量品、また危険物に至るまで、多種多様な貨物に対して最適な物流サービスを提供しています。
  • 物流業務のアウトソーシングである3PL(サードパーティロジスティクス)を通じて、お客さまの戦略的パートナーとしてコスト削減など物流効率化や競争力強化を提案しています。
  • 新型コロナウィルス感染症の拡大、そしてポスト・コロナの経営環境において、内外のサプライチェーンも変化するものと思われます。丸運の貨物輸送事業は、これまでに築き上げてきたビジネス・モデルを変化する物流ニーズに的確に対応して、更に進化することにより、日本経済の発展に貢献していきます。

エネルギー輸送のエキスパート

  • 丸運グループは、ガソリンなどの石油製品輸送のエキスパートです。
  • 丸運グループが輸送している石油製品は、ガソリン、灯油、軽油、重油のほかLPガスなど、日本の経済・社会活動に不可欠なエネルギーです。
  • わが国の石油製品は、サウジアラビアなどの中東地域から外航タンカーで輸入された原油を製油所で精製した後、輸送されています。
  • 製油所で生産された石油製品は、製油所から直接または中継基地である油槽所を経由して販売拠点であるSS(サービスステーション)や需要家に輸送されます。輸送手段としては、届け出先の立地、輸送距離などに応じて、内航タンカー・鉄道(タンク車)・タンクローリーなどが利用されています。
  • 丸運グループが担っているタンクローリーによる輸送は、自動車による陸上配送を行うものです。製油所・油槽所からSSや需要家への輸送に利用されています。1台当たりの輸送数量は約20㎘となっており、内航タンカーやタンク車と比べて少量ですが、機動性・柔軟性に優れています。
  • 国内のガソリン販売量は、人口減少や自動車の燃費向上等の構造的要因により、減少傾向にあります。今後は、電気自動車(EV)や燃料電池車(FCV)などの次世代自動車の増加が見込まれています。このような環境下、SS数はピーク時の1994年の60,421ヶ所から2018年には30,070ヶ所へと減少しています。
  • 丸運グループの石油製品輸送は、関連会社(丸運トランスポート札幌、丸運トランスポート東日本、丸運トランスポート西日本、静岡石油輸送)が担っています。