株式会社 丸運

業界用語集

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[用語集]さ行~た行

さ行

サーチャージ
突発的な事情で発生した費用について輸送会社が追加で請求する割増料のこと。燃料価格の上昇・下落によるコストの増減分を別建ての運賃として設定することを燃油サーチャージという。
容積で測定した貨物の大きさのこと。1才は1尺の立方体の体積のことで、㎥で換算すると約0.028㎥となる。
在庫
商品、製品、原材料などを貯蔵すること。またはそれら貯蔵物のこと。会計上は棚卸資産の一部となる。
在庫回転率
在庫が一定期間に何回転したかを示す指標のこと。売上高を棚卸資産(在庫金額)で割って算出する。在庫回転率が高いほど効率的な在庫管理が行われていることを示す。
在庫管理
需要と供給のバランスを考慮し、在庫数を適正に管理する活動のこと。欠品や過剰在庫の防止、保管効率の向上などを目的とする。
サプライチェーン
原材料の調達から生産、流通、販売を経て消費者に届くまでのプロセスのこと。このプロセスを企業や組織の枠を越えて効率よく構築・管理するマネジメント手法をSCM(サプライチェーンマネジメント)という。
産業廃棄物
事業活動に伴って生じた廃棄物の内、法令で定められたもの。排出した事業者に処理責任があり、処理業者へ委託するなど適正な方法で処理することが義務付けられている。
三国間輸送
自国を経由しない他国間での輸送を自国のフォワーダーや船会社などが行うこと。
シームレス物流
国内物流と国際物流を一元管理することにより実現される「継ぎ目のない」物流のこと。
直積み(直置き)
貨物を直接床に置いて保管する方法。平積み(平置き)。
実運送事業者
自ら輸送手段を保有して貨物の運送を行う事業者こと。これに対し、自ら輸送手段を持たずに実運送事業者を利用して運送を行う代理業者を利用運送事業者(貨物利用運送事業者)という。
シッパー
荷物を送る者のこと。荷送人、輸出者。
シッピングマーク
貨物の外装に、貨物を特定できるように表記された記号や番号のこと。荷印、ケースマーク。
自動倉庫
入出庫作業を自動化した多段高層倉庫のこと。正確な在庫管理、迅速な入出庫作業を省力化して行うことができる。丸運は川崎ケミカルセンターにて自動倉庫を運営している。
地場輸送
車庫地から日帰りで配送できる比較的狭い範囲内の輸送のこと。これに対し、日帰りでは配送できない距離の輸送を長距離輸送という。
シャーシ
海上コンテナを陸上輸送するためのトレーラー(荷台)のこと。
車上渡し
目的地への輸送までをドライバーが行い、荷台からの荷卸しや設置は受取人が行う納品方法のこと。
潤滑油
機械やエンジンの接触部分の摩擦を緩和するために使われる油のこと。
商物分離
商品の所有権の流れである商流と、モノの流れである物流を分離すること。商物分離を図ることで過剰在庫の低減など、物流を合理化することができる。
静脈物流
一度最終消費者まで行き渡った商品を、リユース・リサイクルするために再資源化拠点まで運搬すること。回収物流。これに対し、消費のために供給する物流を動脈物流という。
垂直搬送機
建物の多層階の間を垂直に移動する貨物専用の搬送装置のこと。
瀬取り
親船の積み荷を小船に移して陸揚げすること。
センターフィー
物流センターへ商品を納入した際に発生するセンター使用料のこと。物流センター内の作業内容等によって料金が異なる。
総合物流サービス
物流企業が、保管や輸送などの物流業務のほかに、流通加工や通関手続などの関連業務もあわせて、業務を一括して請け負うサービスのこと。
総合物流施策大綱
国土交通省が策定する、総合的な物流施策の指針のこと。
倉庫業法
倉庫業(寄託を受けた物品を倉庫において保管する事業)を適正に運営させるために制定された法律のこと。2002年(平成14年)に一部改正され、物流効率化や競争力強化を図るために事業参入要件が緩和された。
ソリューション
課題を解決すること。丸運グループは、お客さまの物流ソリューションを最高の品質と創造力で革新します。

た行

タコグラフ
車両に搭載される運行記録計のこと。走行速度や走行距離を記録する。
棚卸し
決算時や在庫整理時に、帳簿上の在庫と実在庫が一致しているか照合し確認すること。
玉掛け
クレーンに荷を掛け外しする作業のこと。玉掛け技能講習を修得した者のみが行うことができる。
タリフ
運賃率表や関税率表などの料金表のこと。運賃率表は国土交通省の定めた標準運賃表を指し、トンキロ(重量と距離の乗算)で定められている。関税率表は輸入品目ごとに課される関税率を定めたもの。
タンクローリー
石油やガスなどの液体・気体を運搬するタンクを備えたトラックのこと。
端末輸送
幹線輸送の両端末で小口の集荷、配送を行うこと。
チャーター便
トラックなどの輸送機関を貸し切って利用すること。
中継料
中継地点(トラックターミナル)での荷物の積み替え料のこと。混載便や長距離輸送において単独の物流企業で対応できない場合、複数の物流企業間でリレー形式の荷物の受け渡しを行うことで発生する。
調達物流
生産に必要な原材料や部品を調達する物流のこと。
通運事業
鉄道を利用した運送事業のこと。荷主と鉄道輸送を結ぶ事業で、鉄道輸送への貨物の集配や荷役を行う。
通関
関税法に基づく、貨物の輸出入を行うための一連の税関手続きのこと。
尺貫法による面積の単位のこと。1坪は1間(6尺)の正方形の面積のことで、㎡で換算すると約3.3㎡となる。
定温倉庫
温度・湿度を一定に保つ機能を有した倉庫のこと。一般的に10℃~20℃に設定できる倉庫を指し、営業倉庫では普通倉庫に分類される。
適正在庫
欠品や過剰在庫にならない在庫水準のこと。
デバンニング
海上コンテナから貨物を取り出す作業のこと。
デポ
所定の地域の集配送や一時保管を行う、比較的小規模な物流拠点のこと。
手待時間
ドライバーが出荷元や着荷元で、貨物の積卸しのために待機している時間のこと。運行効率向上のため、手待時間の短縮が求められている。
動線
人や物が移動する経路、軌跡のこと。動線を整理・短縮することが作業効率向上に繋がる。
特定信書便事業
総務大臣の許可のもと、次に掲げる3つのサービスを提供する事業のこと。 (1) 長さ、幅及び厚さの合計が73㎝を超え、又は重量が4㎏を超える信書便物を送達(輸送)するサービス (2) 3時間以内に信書便物を送達(輸送)するサービス (3) 800円を超える料金で信書便物を送達(輸送)するサービス
毒物・劇物
毒性の強い、医療品以外の物質のこと。
特別積み合わせ貨物輸送
不特定多数の荷主の荷物を積み合わせてターミナル間を定期的に運送すること。路線便。
ドックシェルター
倉庫とトラックの接車部分の隙間を埋めるために入出庫口に設置される装置のこと。温度管理が必要な倉庫などで使用され、庫内の保冷・保湿や粉塵等の侵入を防ぐ。
ドックレベラー
コンテナやトラックの荷台とプラットフォームの高低差を調整するため、プラットフォームに設置されたスロープ状の装置のこと。フォークリフト等の荷役機器が荷台へスムーズに進入できることで、振動による貨物の破損等が軽減される。
ドライカーゴ
生鮮品や液体貨物などの非乾貨物以外の通常貨物のこと。特別な荷扱いや積み付けを必要とせず、通常の物流システムによる処理が可能。一般貨物。
ドライブレコーダー
交通事故情報を記録する車載カメラ装置のこと。車体に大きな衝撃が加わった前後の映像やブレーキ操作等の走行状況を記録する。
トラクター
トレーラー等を牽引するための、動力装置を持つ車両のこと。
トラックターミナル
特別積み合わせ事業者(路線トラック業者)が方面別仕分けを行うために使用する物流拠点のこと。
トランジット
海上輸送や航空輸送において、輸送途中に別の船舶や航空機に積み替えること。積み替えられた貨物をトランジット貨物という。
トランシップ
海上輸送において、輸送途中に別の船舶に積み替えること。積み替えられた貨物をトランシップ貨物という。
トレーサビリティ
商品の生産段階から遡って、その流通経路の履歴を追跡する仕組みのこと。一般的に食品の安全確保のために用いられる。
ドレージ
主に海外からコンテナで輸送されてきた荷物を、デバンニングすることなく直接目的地まで陸送すること。港でデバンニングを行うよりも、リードタイムや輸送コストを低減できる。
トレーラー
動力装置を持たない被牽引車両のこと。海上コンテナを積載するトレーラーのことをシャーシという。
トンキロ
貨物の輸送量を表す単位のこと。貨物の重量(トン)に輸送距離(キロメートル)を乗じて算出する。
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