2025年度セーフティドライバーコンテスト(トラック部門)開催

2025年11月15日(土)、埼玉県上尾市にあるUDトラックス株式会社  UDエクスペリエンスセンター(UDEC)にて、「2025年度 丸運グループトラック部門セーフティドライバーコンテスト」を開催しました。

丸運、丸運ロジスティクス東北、丸運ロジスティクス関東、丸運ロジスティクス西日本、日昭丸運の5社7営業所から選抜された10名のドライバーが出場。秋晴れのもと、「事故ゼロ」を目指して磨き上げてきた技術を披露し合い、会場全体が緊張感と一体感に包まれる一日となりました。

<2025年度セーフティドライバーコンテスト(トラック部門)開催概要

開催日程2025年11月15日(土)
開催場所UDトラックス株式会社
UDエクスペリエンスセンター(UDEC)
出演者丸運
丸運ロジスティクス東北
丸運ロジスティクス関東
丸運ロジスティクス西日本
日昭丸運
の5社7営業所から選抜された10名のドライバー

丸運グループのセーフティドライバーコンテストとは?

セーフティドライバーコンテストは、「事故防止」「運転技能の底上げ」「指導者育成」を目的に2018年からスタートした丸運グループの取り組みです。

普段とは異なる大きさや形状の車両を運転するドライバーも多く、より高度な運転技術と集中力が求められる場です。コース攻略のポイントを互いに学び合うことで、日常業務の安全レベルを引き上げるとともに、将来の指導役となる人材の育成にもつなげています。

開会式では、中村正幸社長から「難コースに挑む匠の技を間近で拝見できることを楽しみにしています。安全技術を高いレベルで競い合い、お互いの姿をリスペクトし合うことで、グループ全体の安全意識向上につなげてほしい」とのメッセージが送られ、選手たちは一層身の引き締まる思いで競技に臨みました。

全国5社7営業所から精鋭ドライバー10名が集結

当日は、選手10名に加え、各拠点の応援者や本社事務局スタッフなど総勢42名が参加しました。

現場では「日頃どのように安全確認を徹底しているか」「バック時の目線の置き方」など、営業所の垣根を越えた情報交換も活発に行われました。単に順位を競うだけでなく、グループ全体の安全文化を共有し、磨き上げていく場としても位置づけられています。

2025年度の選手10名

また、応援に訪れた社員からは「自社のドライバーが真剣な表情でコースに挑む姿に、あらためてプロフェッショナルとしての誇りを感じた」といった声も。安全輸送を支える一人ひとりの姿勢を再確認する機会にもなりました。

実運行さながらの難コースに挑戦! 安全運転技術を競う

競技は、実際の運行現場で求められる動きを凝縮したプログラムで構成されています。

  • スラローム:パイロン(障害物)を左右に避けながらジグザグに進む競技
  • オフセットアレー:位置をずらして配置したゲートに触れないよう、狭い距離で車線を移動する競技
  • 一時停止:停止位置や確認動作を細かくチェックする競技
  • クランク:狭い屈曲路を通過する屈曲走行
  • 直線走行:左右に配置した缶の上にボールを置き、そのボールを落とさずに真っ直ぐ走行できるかを競う競技
  • 車庫入れ:限られたスペースに正確に車両を収める競技
スラローム(蛇行走行)
クランク (屈曲走行)

いずれの種目も、ハンドル操作のわずかなズレが結果に直結する難易度の高い内容です。特に直線走行では、ボールを乗せた缶が左右70cm間隔で置かれた中を2メートル進むため、運転席からは障害物がほとんど見えません。車幅感覚やタイヤ位置のイメージ、目線の置き方など、身体に染みついた「感覚的な正確さ」が問われます。

この難関種目を、ボールを1個も落とさず走り切った選手は10名中3名のみ。ゴールした瞬間、会場からは大きな拍手と歓声が沸き起こり、選手の高い技術と集中力に改めて驚きの声があがりました。

直線走行
拡大すると…
タイヤ幅ギリギリに、触れるとすぐ転がり落ちるボール

優勝は入社12年目のベテランドライバー。安定した走りと丁寧な安全確認で会場を魅了

採点の結果、入社12年目の丸運ロジスティクス関東 羽生営業所・浅利和人さんが見事優勝に輝きました。

続いて、第2位には丸運ロジスティクス東北 南陽営業所の島貫秀隆さん、第3位には日昭丸運 輸送課の矢部翔唯さんが入賞。いずれも落ち着いた操作と丁寧な安全確認が高く評価されました。

講評では、矢口常務執行役員(テクノサポート管理本部長)から「応援者と選手のコミュニケーションが非常に活発で、日頃から現場と管理者が一体となって安全活動に取り組んでいることが感じられました。慣れない車両に乗る場面もあったと思いますが、乗車前に危険予知や対応策をしっかり考えることが、安全運転の大前提であることを改めて実感いただけたのではないでしょうか」とのコメントがありました。

表彰式

表彰者からのコメント

第1位(優勝) 羽生営業所・浅利和人さん(丸運ロジスティクス関東

「本番に弱く散々な結果だと思っていましたが優勝できて良かったです。理解ある所長に感謝します。帰ったら家族に自慢したいと思います。ありがとうございました。」

第2位(準優勝) 南陽営業所の島貫秀隆さん(丸運ロジスティクス東北

「応援してくださる方々より『すごく期待している』と声をいただいていたので少しプレッシャーでしたが、入賞出来て良かったです。ありがとうございます。」

第3位 輸送課の矢部翔唯さん(日昭丸運

「難しい部分はありましたが、普段通りできたので自分なりに満足しております。ありがとうございました。」

安全文化の継承と「重大事故ゼロ」への挑戦

丸運グループは、「重大事故ゼロ件」「労働災害ゼロ件」を重点目標に掲げ、運転技能の向上と現場における安全意識の底上げに、継続的に取り組んでいます。

大型車両の運転は、単に運転技術だけでなく、一つひとつの確認動作や周囲への気配り、社員一人ひとりが「その場その場で安全を考える」ことが重要です。本コンテストで得た学びや気づきを、それぞれの職場に持ち帰り、日常業務に反映させることで、安全文化の定着とより高いレベルでの業務品質の向上を目指します。

丸運グループは今後も、安全活動や教育・研修を通じて「安全を最優先に考える姿勢」を次世代へとつなぎ、社会インフラを担う総合物流企業として、安心・安全な輸送サービスの提供に努めてまいります。